先日「なにをしているのか」という悩める記事を書いてみたら
どうしたことか、いつもより多くの人が読みに来てくれたようである。 (僕のブログは一日平均13人、記事を書くと25人くらいの大きさです。 それが先日はなんと49人!ちなみに東北へ行った記事の時は59人でした。) このブログでこれまで仕事に関することは断片的にしか書いていないので、 「結局どんな仕事しとんがー?」という質問は何度も耳にしてきた。 なので先日の記事は、「やっと書いたか」と読みに来てくれた人がいたのかもしれない。 ものすごく間が悪かった。です。苦笑 ということで観念して「結局どんな仕事しとんがんか」を書こうと思った。ふと。 書く作業を通して「なにをしているのか」に対する答えにも近づけるかもしれない。 以下。 サラリーマンをしている。民間企業の、入社3年目の社員。 業界としては建設コンサルタント。業種としてはサービス業になる。 会社の中に国内部門と海外部門とがあって、1年目から海外部門に所属している。 海外部門の仕事は主に日本のODA(政府開発援助)に関するもので、 途上国の開発を支援する事業、例えば道路建設、上水道整備、電力開発などの 計画、調査、設計、施工監理(、維持管理)を、政府の委託を受けて実施する。 もちろん国際機関や民間企業からの仕事を受注することもあるけど、 うちの会社はまだまだ日本ODAが多いようだ。 (なおこうした途上国の開発支援の仕事を請け負うコンサルタントの業界として 「開発コンサルタント」という呼び方がある。 僕の会社の海外部門は「建設系の開発コンサルタント」といったところかと思っている。) 僕の所属は道路交通のうち、特に交通計画の部隊。 なので計画・調査フェーズの仕事が多い。 交通渋滞のひどい都市部や、移動時間がかかってしょうがない都市間などに対して、 どのような対策を打つべきかを検討し、提案する。 例えば都市の外側に新しくバイパスを作ることを提案したりする。 そのために、交通の現状を把握するべく交通調査をしたりしています。 ↓パキスタン、カラチでの交通量調査の様子。みんなで交通量を数えてる。 ![]() 「現状の交通がこうで、交通量は今後の経済成長に伴ってこれだけ延びると予見されて、 したがってこんな道路事業が何年までに実施されることが望ましい。」 といったようなことを提言するのが、僕の仕事。 業務では必ず設計専門家やその他の人たちと一緒に「調査団」を形成していて、 費用と効果、環境社会配慮等の観点から成立する道路整備を提案するまでが、 調査団としての一括りの仕事になっている。 調査は8カ月間~1年間程度の期間での委託を受けることが多く、 10名程度の調査団員が入れ替わり立ち替わり対象国に入って業務を実施する。 僕自身は1~2カ月間ずつ2,3回に分けて入ることが多い。 国や案件によって求められる専門性が異なるので、 調査団はそのつどメンバーが変わり、他社とJV(共同事業体)を組むことも多い。 そういう仕事を、している。 そういう仕事なので、海外出張が多い。 1年目 ・計63日間(年17.3%) ・3渡航:フィリピン、カンボジア、カンボジア 2年目 ・計275日間(年75.3%) ・6渡航:パキスタン、パキスタン、インドネシア、パキスタン、ヨルダン、ヨルダン 3年目(11月10日予定まで) ・計160日間(年71.7%ペース) ・4渡航:エルサルバドル、エルサルバドル、インド、エルサルバドル+メキシコ+エルサルバドル 累計(11月10日予定まで) ・計498日間(52.3%ペース) ・13渡航 ・8カ国:フィリピン、カンボジア、パキスタン、インドネシア、ヨルダン、エルサルバドル、インド、メキシコ といったところか。 厳密でないところ、違和感のある箇所がいくつかあるけど、 ざっと書くとこんなところです。
by kan-net
| 2011-09-10 04:41
| 仕事
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