こちらサンサルバドルより雨期の到来を報告します。
どうしても気になるのは、 それなりの宿泊費で泊まっているそれなりのホテルなのに、 週末の朝8時半にはルームメイクをおっ始めようというその魂胆。 思えばパキスタンのホテルもそうだった。高いホテルほどそういう傾向がある。 「起こさないでカード」をぶら下げても良いんだけど、なんだかなぁ。 まあきちんとルームメイクしてくれるから、いいんだけど。 今日はゆっくり昼近くまで眠っていたい気持だったのです。 ええのんやけど。 今回、5月31日に帰国する予定だったけど、6月4日まで延期になりました。 それもさらに延期されて6月15日ごろになるかもしれん。 仕事がなかなか、なかなか、うぐぐ。ごほっごほっ。 4月末にひとつヤマを越えたら、見えてきたのはもっと雄大なヤマでした。 今回、気分転換に読んでいるのは セルバンテスさんの「ドン・キホーテ」(牛島信明さん訳)。 初のスペイン語圏ということでスペイン語にちなんだものを探した結果、 名前は有名だけど読んだことのないこの本が採用されたのだが。 コレハおもしろい。 まだ前篇(一)の途中だけど、これは、気分転換にはうってつけの本。 てっきり超カッコいいスリル満点の冒険物語かと思って読み始めたのだけど、 話の展開の仕方が冗長で、全然スリル感もなく、 だらだらとした倦怠感を売りにしているような、全編ジョークのド真剣な垂れ流し。 この文体は好き嫌い分かれるんじゃないかと思うけど、 僕もちょっと飽きたりもしてるけど、たまの気分転換に重宝してます。 ここまで読んだところでは、従者サンチョ・パンサが主人ドン・キホーテに 山羊渡しの小話を途中でやめるところが秀逸エピソード。 なお三谷幸喜監督の「THE 有頂天ホテル」でケンジくんと徳川膳武が歌い上げる 「♪ドン・キホーテ サンチョ・パンサ ロシナンテ & 俺♪」は 主人のドン・キホーテ、従者のサンチョ・パンサ、主人の愛馬ロシナンテ、と、俺 という組み合わせだったのだ。よ。ほー。 ところで時間があったら週末のうちにサンミゲル奮闘記というのを書こうと思う。 日本の皆様が黄金週間まっただなかだったころ、僕はサンミゲルでヤマを迎えていました。
by kan-net
| 2011-05-15 04:21
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