<   2013年 04月 ( 18 )   > この月の画像一覧
王子さま(寛訳7)


五日目、いつもの通り羊のおかげで、王子さまの暮らしの秘密がまた一つ明らかになった。彼は唐突に、何の前置きもなく、ずっと静かに考えていた結果のように僕に尋ねてきた。

「羊は、低木を食べるということは、花も食べるの?」

「羊は出くわしたものをなんでも食べるよ。」

「棘のある花も?」

「うん。棘のある花も。」

「だったら棘は、なんのためにあるの?」

僕はその答えを知らなかった。その時僕はエンジンで固く締まったネジを外そうと必死になっていた。僕はこの故障が非常に深刻に思われてきたことでとても不安であり、また尽きつつある飲み水は僕に最悪の事態を想像させていた。

「棘は、なんのためにあるの?」

王子さまは、ひとたび質問をしたら決してその質問を諦めなかった。僕はネジに苛立っていて、適当なことを答えた。

「棘は、何の役にも立たないよ、花の単なる意地悪さ。」

「え!」

だけどちょっと黙りこくった後で彼は、どこか恨めしそうに僕に叫んだ。

「僕は君を信じない!花は弱いんだ。花は純粋なんだ。花はできる限りのことをして安心しているんだ。花は自分には棘があって怖い存在だと信じ込んでいるんだ・・・」

僕は何も応えなかった。この時に僕が思っていたのはこういうことだ、「もしこのネジがまだ取れなかったら、金槌で一発叩いて取っ払ってやろう。」王子さまは僕が新しいことを考えるのを遮った。

「それで君は、君は本当に、花が・・・」

「いや違うよ!違う!僕はどうとも考えてないよ!僕は適当に答えたんだ。僕はね、忙しいんだ、重要なことがあるんだよ!」

彼は仰天して僕を見た。

「重要なこと!」

彼は僕を見て、そして僕の手にした金槌と油まみれで真っ黒な指が、彼にとってはひどく醜く見える物体の上にかざされているのを見た。

「君は大人たちのように話すね!」

この言葉は聞いて僕は恥ずかしくなった。だけど彼は、容赦なく、付け加えた。

「君は全部いっしょくたにしてる・・・君は全部ごちゃ混ぜにしてる!」

彼は明らかにとても怒っていた。彼は金色に輝く髪を振り乱していた。

「僕は真っ赤な紳士がいる星のことを知ってるよ。この人は花の香りを嗅いだことが全くないんだ。この人は星を見たことが全くないんだ。この人は誰も愛したことがないんだ。この人は足し算以外のことは決して何もしないんだ。それでいてこの人は毎日毎日君みたいに繰り返すんだ。『私は重要な人物なのだ!私は重要な人物なのだ!』そうして彼はますます思いあがっているんだ。でもこんなのは人間じゃないよ、こんなのはキノコだ!」

「なんだって?」

「キノコだ!」

王子さまは今や怒りで真っ青になっていた。

「何百万年も前から花は棘を身に付けている。何百万年も前から羊はやっぱり花を食べている。それで、花が全く何の役にも立たないような棘を身につけるのになんですごく苦労しているのか理解しようとすることが、重要じゃないっていうの?羊と花の戦いは大切じゃないっていうの?太った赤い紳士の計算よりも重要でも大切でもないっていうの?僕が、僕の星以外には、どこにも存在しないような、たった一つの花を知っていて、それを小さな羊があっさりと、この羊が、いつかの朝に、自分のしていることの意味も知らずに、この花をあっさりと食べてしまったとしても、そんなことは大切じゃないんだって!」

e0001193_9275353.jpg


彼は赤くなって、そして続けた。

「もし誰かが何百万個ものうち一つだけの星に咲いているある花を愛しているとしたら、それだけでその人は星たちを見上げた時に幸せを感じることができる。その人は思うんだ、『僕の花があのどこかにいる・・・』。でも、もし羊が花を食べてしまったら、それはその人にとっては、突然、全ての星が消えるようなものなんだ!それでも大切じゃないんだって!」

彼はそれ以上何も言うことができなかった。彼はいきなり嗚咽し始めた。夜が更けていた。僕は工具を放り出した。僕は金槌もネジも、喉の渇きも死もどうでもよかった。ただある星、ある惑星、僕の星、この地球に、慰めるべき王子さまがいるのだった!僕は彼を腕に抱いた。僕は彼を慰めた。僕は彼に言った、『君の愛する花は大丈夫だよ・・・僕が君の羊に、くつわを描くよ・・・僕が君の花のために覆いを描くよ・・・僕が・・・』。僕は言うべきことがほとんど見つからなかった。僕は自分自身をとても不器用に感じた。僕はどうやって彼の心に触れることができるか、どうしたら彼と再び心を通わせられるか、わからなかった。本当にわからない、涙の世界というのは!




~続く~

ついに「花」が登場しました。

王子さまが怒り出すこの場面。もしかしたら全編のなかで僕は一番好きかもしれない。メッセージ性ももちろんのこと、「キノコだ!」っていうのも、なんでキノコなのかはわからないようでいて、でも確かにキノコがしっくりくるような気もして、なんだか良い。

今回の写真はスズラン(muguet)。こちらフランスでは5月1日がメーデーで祝日。この日にスズランを家族や友人に贈るという風習があるそうな。祝日だと学校もないので、学校の先生には一日早いけど明日、ホストファミリーには当日で5月1日に渡すつもりなのだった。こういう異なる社会の慣習に触れるのはウキウキして楽しい。

今回の和訳は全部で5時間くらいかかったかな。新しい単語・表現が60個。単語を少しでも覚えるため最初に辞書で調べながら読むときは和訳を作らず、もう一度読み直すときに和訳を作文したので、よけい目に時間がかかった。ちょっと大変だったけどストーリーが面白いこともありついつい頑張って読んでしまう。いやはや次の話も楽しみだ。
[PR]
by kan-net | 2013-04-30 10:04 | 練習
trois semaines / 三週間 / three weeks
Trois semaines sont passé depuis mon arrival en France. La troisième semaine, je commence sentir un mur difficile sur mon étude en français.
僕がフランスに到着してから三週間が経過した。この三週目から、フランス語の勉強に困難な壁を感じ始めた。
Three weeks has passed since my arrival in France. In the third week, I started to feel a wall of difficulties on my study of French.

Je travaille beaucoup et bien, comme ma professeure me dit gentiment. Mais, moi-même, je sens la mur, en particulier pour le vocabulaire et le communication orale (écouter et parler). Je peux être bien dans la classe parce que le vocabulaire est limité et la professeure parle lentement, mais c'est le cas juste dans la classe. Je ne peux pas parler bien avec même ma famille d'accueille. C'est pour la cause de la condition d'entrée à l'ecole en septembre que je suis anxieux en trop, je pense.
先生が言ってくれたように、たくさん勉強しているしよくやっている。だけど僕自身は壁を感じている。特に語彙とオーラルコミュニケーション(聞き取りと発言)。授業中には語彙が限られているし先生もゆっくり話すので大丈夫だけど、授業中だけ。ホストファミリーとも上手く話せない。九月からの進学の条件で余計に不安を抱いているとも思う。
I study much and well, as my teacher kindly told me. But, I myself feel the wall, especially for the vocabulary and the oral communication (listening and speaking). I can be well in the class because the vocabulary is limited and the teacher speaks slowly, but it’s the case only in the class. I cannot speak well even with my host-family. It is because of the conditionality of the entry to the school in September that I am anxious too much, I think.

Je crois que c'est un mur normal pour des étudiants initiales, et il ne faut pas sentir l'anxiété excessive. En fait je peux parler avec une couple dans la rue cette semaine. Je m'ameliore certainement peu à peu. J'espére escalader ce premier mur aussitôt.
これは初修者の普通の壁であって過度の不安をいだく必要はないといは思っている。事実今週は町中でご夫婦と話すことができたし。少しずつだが確かに良くなっている。この最初の壁を早く乗り越えたいと思う。
I think that this is a normal wall for the student in the initial stage, and it is not necessary to feel anxious too much. In fact I could talk with a couple on the way this week. I am certainly improving little by little. I expect to climb this first wall soon.

Seules trois semaines, déja trois semaines. C'est la continuation de mon travail que je dois faire.
たった三週間、もう三週間。やらなくちゃいけないのは、この努力を続けることだ。
Only three weeks, already three weeks. It is to continue my study that I need to do.



C’est la chatte d’accueille "Eron" qui gêne mon travail.
僕の勉強の邪魔をするホストキャットの「エロン」。
This is the host-cat "Eron" who disturbs my study.

e0001193_4495637.jpg

[PR]
by kan-net | 2013-04-29 04:51 | 学業
王子さま(寛訳6)


ああ!王子さま、僕はこうして少しずつ君の小さくて物寂しい暮らしを知っていったね。君は長い間、気晴らしといったら優しい夕日しかなかったんだ。僕はこの新しい事実を、4日目の朝、君が僕にこう話した時に知った。

「僕は夕日が大好きなんだ。夕日を見に行こうよ・・・」

「でも待たないと・・・」

「何を待つの?」

「日が沈むのを待つんだよ。」

君はいったん驚いた様子になって、それから自分自身に笑っていたね。そして僕にこう言ったんだ。

「ずっと自分の星にいるつもりだったよ!」

e0001193_8252565.jpg


なるほどね。アメリカがお昼の時、太陽は、誰もが知っている通り、フランスで沈む。フランスにいれば一分でも歩けば夕日を見ることができる。残念ながらフランスはずっと遠くにあるけどね。だけど、君の小さな星では、君は椅子を数歩ばかり動かせば十分なんだね。そして君は夕暮れを見たいだけ見ることができたんだ。

「ある日なんて、僕は日が沈むのを44回も見たよ!」

そして少ししてから君は付け足した。

「知ってるかな・・・人はとても悲しい時に夕日を見たくなるんだよ・・・」

「44回見た日、君はとても悲しかったの?」

だけど王子さまは答えてくれなかった。




~続く~


ちょっと切ない要素が加わってきた。

この章では初めて(この後もあるのかもしれないけど)、王子さまに対して「tu(きみ)」という言葉で話しかける口調が使われています。前の章では読者への語りかけが多かったけど、続けざまに今度は王子さまに語りかけることで、読者と王子さまの距離を一気に縮めることに成功していると思う。そして最後の一文では王子さまに話しかけるのはやめて、読者に向き直ってうつむきかげんで語りかけるような口調で結び、次の章への流れを作っている。うまいなあ、本当にうまい。

そして今回の写真はフランス語の教室から見たヴィシー市街地。

この和約にかかった時間、約40分。11個の単語と表現を新たに学びました。
[PR]
by kan-net | 2013-04-28 08:48 | 練習
王子さま(寛訳5)


毎日僕は彼の星、彼の出発、そして彼の旅についての何かしらの事柄を知っていった。物思いにのままに、とてもゆっくりと。そうして、三日目になって、僕はバオバブの物語を知ることになった。

この時もまた羊のおかげだった。というのも深刻な疑いを抱いた様子で王子さまは唐突に僕へ質問してきたのだった。

「羊が低木を食べるっていうのは、本当なんだよね?」

「うん。確かだよ。」

「ああ!よかった!」

僕にはどうして羊が低木を食べることがそんなに重要なのかわからなかった。だけど王子さまはこう付け足した。

「ということはバオバブも食べるよね?」

僕は王子さまに、バオバブは低木ではなく教会にあるような大きな木だということ、そしてたとえ彼が象の群れを連れて帰ったとしてもその群れは一本のバオバブすらも食べ尽くしたりしないと教えてあげた。

象の群れという発想を聞いて王子さまは笑った。

「そんなことをしたら象の上に象を積み重ねなくちゃね。」

e0001193_6461017.jpg


でも彼はしっかりとこうも指摘した。

「バオバブは、大きくなる前には、小さいんだよ。」

「それはそうだね!でもどうして君は羊にその小さなバオバブを食べてほしいんだい?」

彼は「ああ!考えてもごらんよ!」と、さも当然なことのように答えた。そしてこの問題を理解するのに僕はずいぶん頭を使わさせられた。

実のところ、王子さまの星には、他のすべての惑星と同じように、良い草と悪い草がある。良い種子が良い草に育ち、悪い種子が悪い草に育つ。だけど種子は目に見えない。種子はそのうちの一つが起きる気になるまで、地面の下でひっそりと眠っている。そして種子は伸びて、太陽に向かって美しい無害な小枝をまずは遠慮がちに伸ばす。もしそれがダイコンやバラの小枝であれば、お望み通りに伸びさせておけば良い。だけどもし悪い植物だった場合、それに気付き次第すぐに引っこ抜かなくてはならない。そして恐ろしい種子が王子さまの星にもあった・・・バオバブの種子だ。星の大地にはびこっていた。そしてバオバブは、時間が経ってから取り除こうとしても、もはやそれを取り除くことは決してできないのだ。バオバブは星を全部埋め尽くしていく。バオバブはその根っこで星を穴だらけにしていく。そしてもし星がとても小さく、またもしバオバブがたくさんあると、バオバブは星を壊してしまう。

e0001193_6455936.jpg


「これは心掛けの問題なんだ。」ずっと後になって王子さまは僕に言った。「朝の身繕いが終わったら、今度は星の身繕いを丁寧にしてやる必要があるんだ。とても小さい頃にはバラととても似ているんだけど、見分けがつき次第しっかり必ずバオバブを引き抜く。すごく面倒な仕事だけど、すごく簡単だよ。」

そしてある日、彼は僕の星の子供たちの頭にしっかり入れておくため、何とか上手な絵を描くべきだと助言をくれた。「そのうち子供たちが出かけるときに、」彼は言った。「役に立つよ。遅くになってから仕事を再開したって不自由のないこともある。でも、バオバブに関しては、いつも大変なことになるんだ。僕は怠け者の住んでる星を知ってるよ。彼は三本の低木を無視していたんだ・・・」

そこで王子さまの忠告にならって、僕はこの画を描いた。道徳家の真似をするのはあまり好きじゃない。だけどバオバブの恐ろしさはほとんど知られていないし、惑星のどこかに潜んでいるこの明白な脅威はあまりにも重大なので、一度だけ僕は遠慮するのをやめて、言わせてもらう、「子供たち!バオバブに気をつけろ!」。僕自身も気づくこともないまま長い間かろうじて免れてきたこの危険について、僕の友達であるみんなに警告するために、僕は一生懸命この画を描いたんだ。この教訓はそれだけの価値がある。みんなはたぶん不思議に思っているだろう、どうしてこの本にはバオバブのように大掛かりな画が他にないのか?答えはいたって簡単、頑張ったけどうまく描けなかったんだ。このバオバブを描いた時、僕は急がなくちゃいけないという思いに駆り立てられてね。

e0001193_16174621.jpg





~続く~


バオバブこわい。

僕の訳は上手くないかもしれないけど、話の進め方がとても上手いなあと読みながら常々思う。過去と現在を行き来しながら作者がすぐそこにいるような感覚になる。素敵。僕もこういう物語を書きたいな。

今日の写真。
・一枚目は昨日の授業で行った市場の写真(ソーセージ)
・二枚目は昨日の授業で行った市場の写真(ワイン)
・三枚目は僕のベッドで行き倒れたローラ(♂)

三枚目、もっとシュールでちっぽけな一枚を探したんだけど見つからなかったので、可愛ければなんでも許されるだろうと思ってローラ。ちなみに♂なのに♀だと思われていたから名前はローラ。

今回はほとんど訳してしまってから朗読CDを入手したのだけど、次の話は朗読を聞いてから和訳に挑戦しよう。
[PR]
by kan-net | 2013-04-27 16:32 | 練習
Dans la bibliothèque / 図書館にて
Tous les jours pendant la pause de midi et après la classe, j'étudie dans la bibliothèque.
僕は毎日の昼休みと放課後に図書館で勉強をしている。

Ce midi, il y a le programme culturel dans la bibliothèque. "Lecture de « nouvelles »". Ces nouvelles sont à les étudiants de l'atelier d'écriture créative. J'ecoute. En fait je ne peux pas comprendre beaucoup de mots. Mais, c'est très agreable avec l'air de la bibliothèque et le lecture sentimentale. C'est très bon.
今日の昼は、図書館で文化プログラムがあった。「中編小説の朗読」である。この小説は創作文学コースの学生が書いたもので、僕も聞いてみた。実際のところわからない言葉がたくさんだった。ただ、図書館の空気と感情豊かな朗読で、とても心地よかった。たいへんよかった。

e0001193_7223758.jpg


Après la classe, je reviens encore. Et cette fois-ci, quand je marche dans la bibliothèque, je trouve le lecteur-CD de "Le Petit Prance". Quel bon chance! Je lis ce livre depuis l'arrival à Vichy, mais juste lis sans écoute. Donc, j'emprunte ça tout de suite. A partir de aujourd'hui, je peux faire des exercices d'ecouter aussi avec le petit prince!
授業の後に僕はまた図書館に戻った。歩いていたら、僕は"Le Petit Prance"(王子さま)の朗読CDを発見した。なんとまた幸運な!ヴィシーに到着してからこの本を読んでいるけど、聞いたりはせずにただ読んでいた。ということですぐに借り上げた。今日からは王子さまと一緒に聞き取りの練習もできるのだ!


* Pour mes amis français: les jounaux avec les titre japonais "王子さま(寛訳X)" comme ça, c'est ma traduction de "Le Petit Prince".
* フランスの友人たちへ。日本語のタイトルで「王子さま(寛訳X)」と書いてあるこういう記事は、「Le Petit Prince」の僕の訳です。

e0001193_722447.jpg

[PR]
by kan-net | 2013-04-27 08:12 | 学業
chance dans la rue / 幸運は帰り道に
Après la classe, j'étudie à la bibliotheque comme d'habitude jusqu'à la fin, et ensuit je sors de l'ecole pour revenir à la maison. Dans la rue, un couple parle à moi: "Excusez-moi, s'il vous plaît, où est l'Opéra?"
授業が終わった後、僕はいつも通り閉館まで図書館で勉強し、それから帰宅するため学校を出た。その帰り道であるご夫婦が僕に話しかけてきた。「すいません、オペラ館はどこですか?」

Je suis très étonné, parce que c'est l'itinéraire que j'étudie dans la classe aujourd'hui! Et aussi, j'ai un plan de la ville.
これには非常に驚いた。というのも今日僕が学校で勉強したのが道順案内だったのだ。そして僕は町の地図を持っていた。

Donc, je sors le plan de mon sac à dos, et dis: "Nous sommes ici, à côté de l'hotel de ville. Donc, prendre l'avenue DU..."
僕はリュックから地図を出して言った。「僕たちは今市役所の横のここにいます。なのでDU通りに行って…」

C'est tout que je peux dire parce que la femme regarde le plan et connaître l'itinéraire. Ils remercient à moi, et vont.
僕が言えたのはここまでだった。ご婦人が地図を見て道順を理解してしまったのだった。彼らは礼を述べて去って行った。


C'est juste un moment dans la rue. Je peux parler avec des personnes lesquelles je rencontrer par hasard. C'est vrai que je ne peux pas parler beaucoup et il y a des erreurs dans mon français. Mais je peux parler, et je peux aider le couple.
帰り道での一瞬のことだった。僕は偶然あった人と会話をすることができた。たくさんは話せなかったし僕のフランス語に間違いがあるのも確かだ。だけども僕は会話をすることができて、ご夫婦の役に立つことができた。

Depuis l'arrival à Vichy, je vais à des lieus et essaye à parler, mais c'est trop dificile pour moi à completer la conversation. Je ne peux pas comprendre toujours beaucoup des mots. Bien sûr c'est vrai qu'il y a des mots incompris aujourd'hui aussi, mais ils sont moins que les jours autres, et je peux completer la conversation. Donc, je suis très heureux maintenant!
ヴィシーに到着して以来いろんなところに行って話そうとしたけれども、会話を成立させることは僕には難しすぎた。多くの言葉を理解できないことばかりだった。今日もよくわからない言葉はたしかにあったのだけどいつもよりも少なく、会話を成立させることができた。ということで、僕は今たいへんうれしいのであるよ。


L'Opéra de Vichy / ヴィシーのオペラ館
e0001193_415833.jpg

[PR]
by kan-net | 2013-04-26 04:17 | 暮らし
la chance / 幸運 / the chance
Aujourd'hui je crois que je suis chanceux. Je rencontre un homme qui parle bien français.
今日は運が良かったと思う。フランス語を上手に話す人と出会った。
Today I think I am lucky. I met a person who speaks French well.

Pendant le pause de midi, quand j'étudie à la bibliothèque, il parle à moi. Il dit en anglais comme: "vous parle anglais? Si c'est ça, comment nous allons étudier ensemble? Je vais être votre professeur de français, et vous allez être mon professeur de anglais." J'accepte cette proposition volontiers, parce que je n'ai pas de raison pour ne pas accepter.
昼休みに図書館で勉強していた時に彼が話しかけてきた。彼は英語で「英語は話せますか。それなら一緒に勉強しませんか。私があなたにフランス語を教えて、あなたが私に英語を教えてくれるというのはどうでしょうか。」僕は喜んでこの提案を受け入れた。断る理由が特になかったので。
During lunch break, when I was studying in the library, he spoke to me. He said in English like: “do you speak English? If so, how about studying together? I will be your French teacher, and you will be my English teacher.” I accepted his proposal with pleasure, because I didn’t have any reason not to accept it.

Eric, il est africain (désolé... quel pays...) et il a 35 ans. Il est etudiant du Pôle universitaire, peut-être, en physiothérapie, peut-être (je vais confirmer après). Il m'aide faire la carte pour emprunter les choses de bibliothèque comme les livre, les CDs et les DVDs, et aussi m'aide choisir un DVD: le film "Être et avoir" de Nicolas Philibert en 2002. Je vais regarder ce film et parler sur ça avec lui.
エリックはアフリカ人(どこの国だったか・・・すみません)で35歳。たぶんポールユニバーシティの学生で、たぶん理学療法を学んでいる(確認予定)。彼は図書館の本やCD、DVDを借りるためのカードの作成を手伝ってくれて、さらにDVDを選ぶのを手伝ってくれた。選んだのは「Être et avoir」(邦題:「僕の好きな先生」)、ニコラ・フィリベール監督の2002年の映画だ。僕はこの映画を観て、彼とこの映画についての話をする予定だ。
Eric is an African (sorry... which country…) and he is 35 years old. He is a student of the Pôle universitaire maybe, of psysitherapy maybe (I will confirm later). He helped me creating the card for borrowing the items in the library such as books, CDs and DVDs, and also he helped me choosing a DVD: the movie “To Be and to Have” by Nicolas Philibert in 2002. I will watch the movie and talk about it with him.

Parce que nous parlons tout à deux, je peux parler beaucoup. Je crois que je suis chanceux! Je desire m'améliorer de plus en plus avec ce chance!
二人で話しているのでたくさん話すことができる。運が良いと思う。このチャンスを利用して上達したいと思う。
Because we talk by two of us, I can speak much. I think I am lucky! I desire to improve myself more and more with this chance.


Autre chose de quoi je suis heureux: je parle avec ma professeure français après la classe, et elle dit qu'il est possible pour moi d'arrive à B2 avant septembre. Il faut, bien sûr, travailler beaucoup et beaucoup, mais c'est possible. En fait, hier soir ma famille d'accueille aussi dit moi que c'est possible pour moi. OUI! Je vais continuer, et accélére, mon étude!
もう一つ嬉しかったこと。授業後にフランス語の先生と話をしたところ、九月までにB2に到達することは可能だと言ってくれた。もちろんかなり頑張る必要はあるが、可能だと。実は昨夜、僕のホストファミリーもお前ならできると言ってくれた。うむ。この調子で、さらに加速して、勉強を頑張ろう。
Another thing with which I am happy: I speak with my French teacher after the class, and she told me that it’s possible for me to reach b2 by September. It is necessary, of course, to study very much, but it’s possible. Actually, last night my host family also told me that it’s possible for me. YES! I will continue, and accelerate, my study!

e0001193_7511623.jpg

[PR]
by kan-net | 2013-04-24 07:52 | 学業
王子さま(寛訳4)


そうして僕はもう一つのとても重要なことを知った。彼のいた星はせいぜい家一軒より大きいという程度なのだ。

だからと言って僕はそんなには驚かなかった。地球や木星、火星、金星、その他の名前が付けられた大きな惑星の他に、とても小さいがために天体望遠鏡で見つけることがとても難しいような星が何百とあることを、僕はよく知っていた。天体学者がそのうちの一つを発見したら、彼はその星の名前として番号を付ける。たとえば「小惑星325号」といった風に。

e0001193_747587.jpg


僕が王子さまのいた惑星が小惑星B612号だったと信じているのには確かな根拠がある。この小惑星は1909年にあるトルコ人の天体学者によって一度だけ発見された。

そこで彼はその発見について天体国際会議の場で大々的な発表を行った。しかしその服装のために、誰も彼を信用しなかった。大人たちとはいつもそんなものなのだ。

e0001193_7471224.jpg


運のいいことに小惑星B612号の噂を聞きつけ、トルコの独裁者は人民に対してヨーロッパ風の衣装を纏うことを命じ、さもなくば死刑と処すると定めた。天体学者は1920年に、優雅な衣装を身に纏って再び発表を行った。そしてこの時には誰もが彼の意見を支持したのだった。

e0001193_7471598.jpg


僕は君にこの小惑星B612号について詳細を話し、そしてその番号を明かしたわけだが、それは大人たちのせいである。大人たちは数字が好きだ。君が新しい友達について大人たちに話すとき、大人たちは大事なことについて決して尋ねない。大人たちは決してこんなことは言わない。「その子はどんな声なの?その子はどんな遊びが好きなの?その子は蝶々を集めてる?」。彼らはこう尋ねるんだ。「その子はいくつ?その子は何人兄弟?その子は体重どのくらいなの?その子のお父様は収入いくらくらいかしら?」。そうしてようやく大人たちは彼を理解したと考える。もし君が大人にこういったとする。「バラ色の煉瓦のきれいな家を見たよ。ゼラニウムが窓においてあって、屋根にハトがいたんだ。」大人たちはその家を思い浮かべるところまでいかない。彼らにはこう言ってあげる必要がある。「10万フランの家を見たよ。」すると大人たちはこう叫ぶ、「なんて素敵なんだ!」。

そんなわけで、もし君が大人たちに、「王子さまが確かにいたという証拠は彼がうっとりするような佇まいで、彼が笑っていて、そして彼が羊をほしがっていたということだよ。ある人が羊を欲しがったということは、その人が確かにいたという証拠だよ。」と言ったら、彼らは肩をすくめて君のことを子ども扱いするだろう。だけどもし君が彼らに「彼は小惑星B612号からきたんだ」と言えば、彼らはしっかり把握した気になって、君は落ち着いて彼らの質問を受けることになるだろう。大人たちとはこんなものだ。彼らのことを悪く思うことはない。子供たちは大人たちに対して寛大たらねばならないのだから。

だけど、当然ながら、生きることを知っている僕たちからしたら、数字なんてまったく馬鹿らしいじゃないか!僕はおとぎ話のようにこの話を始めたかった。僕はこう言いたかった。

「その昔、自分よりも少し大きいくらいの星に住んでいた王子さまがいて、王子さまはお友達が欲しかったのでした・・・」。生きることを知っている人たちにとっては、こっちの方がより本当らしく伝わるはずだ。

というのも僕は僕の本を軽はずみに読んでもらいたくないのだ。僕はこの記憶を語るのにとてもたくさんの悲しみを感じている。僕の友達が羊と一緒に行ってしまったのはもう6年前のことだ。ここに彼のことを書こうとしているのは、彼を忘れないようにするためだ。友達を忘れてしまうのは悲しい。みんな昔は友達がいなかったのだから。そしてまた僕は数字にしか興味のない大人のようになっているかもしれない。そういうわけもあって僕は絵の具のケースと鉛筆を買った。僕の年で絵描きに再挑戦するというのは難しい。しかも僕は6歳の時の不透明なボアと透明なボアしか描いてみたことがないのだから!もちろん、僕はできる限りそっくりそのままの画を描きたい。だけど僕はうまく描けたり描けなかったりしてばかりだ。一枚の画がうまく描けて、次のはもう似ても似つかない。僕はまた丈についても少し間違える。こちらでは王子さまが大きすぎる。そちらでは小さすぎる。彼の衣服の色についてもはっきりしない。僕はどうにかこうか、あれやこれやと手探りしている。僕は最終的にいくつかのとても重要な細部を間違えることになるだろう。だけどそれは大目に見てもらわなくては。僕の友達は何も説明してくれなかったんだから。彼はきっと僕を自分と似た者同士だと思っていたと思う。だけど僕は、あいにく、箱の中を横切る羊を見ることはできない。僕はきっと大人みたいなものなのだ。僕は年を取った。




~続く~


長い。これは大変。王子さま大変。でも面白い。

「大人たちは数字が好きだ。」「大人たちは大事なことについて決して尋ねない。」「数字なんてまったく馬鹿らしいじゃないか!」 ・・・しびれますね。そんな僕ですが交通計画(めっちゃ数字つかう)を修めようとしています。そのために仕事を止めてフランスまで来てしまいました。嗚呼。

というかどうだろうか、だいたい意味は通じてる?日本語がおかしいところもあると思うのですがご容赦ください。明らかな誤植とかは教えていただけると幸いです。あと和訳版の「星の王子さま」は渡仏の飛行機のあと読んでないため、そろそろ読み取りミスで意味の取り違えが起きている恐れもありますが、それもご容赦ください。

なお今日の写真については、
・一枚目は僕のベッドの下に隠れるティティ
・二枚目はヴィシーの歴史的重要人物 Célèbre Curiste
・三枚目はヴィシーの歴史的重要人物 Napoleon III
でした。

第五章、これがまた長い。明日は無理だな。明後日かな。じゃおやすみなさい。
[PR]
by kan-net | 2013-04-23 10:12 | 練習
Excursion à Lyon / リヨン遠足
Aujourd'hui je suis allé à Lyon. C'est un programme culturel de l'ecole. Lyon est la troisième grande commune de la France. Le numero d'habitants de Lyon est de 484344 en 2010. S'il vous plaît, allez au Wikipedia pour la plus information! :)
今日は学校の文化プログラムでリヨンに行った。リヨンはフランスで3つめに大きなコミューンで、住民の数は2010年で484,344人。詳しくはウィキペディアを見てください。

(Je veux ecrire au présent et au futur proché, parce que je n'ai pas appris les autres en leçon. Et je voudrais essayer utiliser la mots et les phrases que j'apprends dans la leçon. Je voudrais m'améliorer de plus à plus.)
(現在形および近接未来で書こうと思う。他のは授業で勉強してないので。あと授業で勉強した単語やフレーズを使うようにしようと思う。徐々に習得したいと思います。)

Ce matin, il pleut beaucoup, et le vent souffle très fort. Quand notre bus arrive à Lyon, après 2 heures et demis en bus de Vichy, il fait mauvais encore. Je prends mon blouson, mais il fait trop froid. Il fait seul 10 degrés. Mais je suis chanceux parce que il ne pleut pas l'après midi.
今朝はひどく雨が降っていて、風も非常に強かった。ヴィシーからバスで2時間半かけてリヨンに着いたときも、まだ天気は悪かった。寒すぎてジャンパー効き目なし。気温は10度ぽっきり。でも午後は雨が降らなかったので運が良かった。

Matin nous, les participants de l'ecole, visitons les places principles ensemble, et nous nous séparons. Je dejeune avec mes amis de classe, Susanne et Seggie, au restaurant. Nous posons une question à un client qui dejeune a côté de nous, sur un mot français, et nous apprenons le mot "mien(ne)". C'est très drôle!
午前中、学校からの参加者一同は基本的な場所を一緒に回って、解散した。僕はクラスメートのスーザンとセギーと一緒にレストランで昼食を摂った。僕たちは隣で食べていたお客さんにフランス語の単語についての質問をして、「我が物」という単語を学んだ。たいへん愉快であった。

Après midi, je me promène dans la commune, et prends beaucoup de photos. Je vais aussi à l'office de tourisme, pour exercice de la langue française, et je démande le plan de la commune. Je veux essayer le plus, mais je n'essayer pas parce qu'il y a trop de touristes derriére moi. Je vais essayer la semaine prochaine ici à Vichy.
午後はコミューンの中を歩き回って写真を撮りまくった。フランス語の練習でもと思って観光案内所に行って地図をもらった。もっと練習したかったのだが、後ろにたくさん観光客がいたので止めておいた。来週ここヴィシーで練習しようと思う。

La commune, Lyon, est très bon. Il est la commune de histoires et cultures. Il y a beaucoup de belles et vieilles constructions. Je vois beaucoup de restaurants et marchés, mais moins de immeuble de bureaux. Des places pour l'habitants et l'offices se trouvent en nord, à la est et en sud, peut-être.
リヨンは歴史と文化のとても良いコミューンだ。美しくて古い建物がたくさんある。レストランや商店はたくさん見たけどオフィスビルはあまり見なかった。住宅地やオフィス街は北、東、南にあるのだろう。


Voilà, c'est une photo de Lyon. Le ciel est couvert completement. Mais ce vue, c'est beau.
リヨンの写真。空は完全に曇っているけれども景色は良かった。
e0001193_8251049.jpg


C'est une photo de la Basilique Notre-Dame de Fourvière. Je prends cette photo dans la basilique. C'est très belle.
フルビエール・ノートルダム大聖堂の写真。大聖堂の中で撮影。大変美しい。
e0001193_8294572.jpg


C'est une photo d'Hotel de Ville.
市役所の写真。
e0001193_8303039.jpg


C'est un jet d'eau devant l'Hotel de Ville.
市役所の前にある噴水。
e0001193_9192646.jpg


C'est un musée à côté d'Hotel de Ville. Je prends cette photo dans une chambre gratuite pour entrer.
市役所の横にある美術館。無料で入れる部屋で撮影。
e0001193_920439.jpg


C'est une photo pour mon intérêt: le transport. C'est un tramway. Il y a beaucoup de moyens de transport à Lyon, comme le metro, le tramway, le trolleybus, le bus et le funiculaire. Lyon utilise très bien l'espace de le chemin, comme l'autres communes europeans.
これは僕の関心事項である交通についての写真。写真はトラム。リヨンには地下鉄、トラム、トロリーバス、バス、ケーブルカーといった様々な交通手段がある。他のヨーロッパコミューン同様、リヨンも道路空間を上手に使っている。
e0001193_9245991.jpg


C'est une photo de la rue de restaurants. C'est très jolie. J'aime beaucoup ce vue.
レストラン通りの写真。たいへんきれいでこういう眺めは好きだ。
e0001193_9361545.jpg


C'est une photo du pain. Je ne mange pas, mais le personne d'accueil dit que c'est un specialité de Lyon. Quel est ce rouge-là...?
パンの写真。食べなかったけど、付添いの人が言うにはリヨンの名物の一つらしい。赤いのは何なのか・・。
e0001193_9382181.jpg




En fait, cette excursion est très bon. Je voudrais visiter Lyon encore, quand il fait beau!
というわけでたいへん良い遠足だった。実際。天気の良い時にまたリヨンに行きたいと思う。


Une digression. Quand je rentre à la maison, ma mère d'accueille est dans ma chambre. Elle fait le ménage pour moi. Elle et son garçon sont très gentils. Je voudrais faire quelque chose pour remercier eux.
余談。家に帰ったらホストマザーが僕の部屋にいて、掃除やら何やらをしてくれていた。彼女も息子も大変親切で、お礼として何かしたいものだと思っている。

(Cette composition m'a pris environ 2 heures et demie.)
(この作文に要した時間、約2時間半)
[PR]
by kan-net | 2013-04-21 10:57 |
王子さま(寛訳3)


彼がどこから来たのかを理解するのにはずいぶん時間がかかった。この王子さまは、僕にたくさんの質問をよこしたけれども、僕からの質問は全く聞いていない様子だった。偶然発せられた言葉から、少しずつ、物事が明らかになっていった。例えば、彼が初めて僕の飛行機(僕は飛行機の画は描かないよ、僕には難しすぎるからね)を見たとき、彼は僕にこう聞いた。

「あそこにあるのは何?」

「これはただのものじゃないぞ。これは飛ぶんだ。これは飛行機、僕の飛行機さ。」

e0001193_841539.jpg


僕は飛べることを教えてやったことで誇らしく思っていた。すると彼は叫んだ。

「なんだって!空から落ちてきたんだ!」

「そうさ、ゆっくりとね。」

「ああ、そいつはおかしいや!」

そして王子さまはとても可愛らしい声で大笑いして僕をずいぶん苛立たせた。僕は不愉快になっていることをちゃんと気づいてほしいと思った。すると彼は付け足した。

「そしたら、君も空から来たんだね!どの星から来たの?」

僕はこの王子さまが現れた謎に対して突如として一つのヒントを見出し、急き込んで尋ねた。

「君はつまり他の星から来たのかい?」

だけど彼は答えてくれなかった。彼は僕の飛行機を眺めながらゆっくりと首を振った。

「そうだね、たしかに、そんなに遠くからは来られないね・・・。」

そして彼は長い間物思いに耽っていた。そして、彼はポケットから僕のあげた羊を取り出して、その宝物をじっくりと眺めたのだった。


僕がこの「他の星」という少し解き明かされた謎にどれだけ惹きつけられたか想像してほしい。僕はそのことについてもっと詳しく知ろうと試みた。

「君はどこから来たんだい、ねえ君。『僕のところ』ってどこなの?僕のあげた羊をどこへ持っていこうというの?」

彼はしばらく黙ってよく考えた末に僕へ答えた。

「君が箱と一緒にくれて、良かった。夜の間は彼の家になるものね。」

「もちろんさ。もし君が親切に答えてくれたら、僕は昼間に繋ぎとめておくための綱も上げるよ。それから杭もね。」

僕の提案は王子さまの気に障ったらしい。

「繋ぎ止めておくって?なんておかしなことを言うんだい!」

「でももし繋ぎ止めておかなかったら、羊はどこへでも行ってしまって、迷ってしまうよ。」

すると僕の友だちはまた大きな声で笑いだした。

「でも羊をどこへやるつもりなの?」

「どこへでも。彼の好きにしたらいいさ。」

王子さまは重大そうに行った。

「どうってことないんだ、本当に小さいから、僕のところは!」

そして、少し物憂げそうな様子で、付け足した。

「好きにしたらいいのさ。誰も遠くへはいけないんだから。」

e0001193_855135.jpg






~続く~


昨日は途中まで訳したところでデータが消えるという悲劇が起こったけど、今日はやり直しに成功。

思ったよりも多くの人が読んでくれている?かもしれない?ということがわかったので、少しやりがいを持って継続的に訳していこうと思うのであったよ。

そしてまだ二回しか訳してないのに「写真はフランスのを使え」というダメだしを食らったのだけど、そんなに目新しい載せたい写真がないので、またネコちゃんの写真で当座を凌ごうと思う。

やれやれ大変だ。
[PR]
by kan-net | 2013-04-20 08:13 | 練習