第6日目(9月3日)
朝早くに起き、マイチョーに行く準備をしながら
S子さんAっこKとぅと話をして、2人の身の振り方を話し合う。
ただしAっこがマイチョーに行かないことは完全に決定していて、
残るはKとぅがどうするか、という判断だけだった。

Kとぅは8月末にハノイに入ってからずっと咳をしていて、
本人は気にするなと言っていたが僕は気にし続けていた。前夜もひどく咳き込んでいたし。

前夜の勝手な決定やら早朝からの話し合いで、
Kとぅは苛立っていたと思うし、それを見続けている僕もかなり冷静さを失っていた。
Kとぅに「俺は結局どうしたらいいんだ」と言われ、
僕は、ハノイに残ることを要請した。


マイチョーへの移動中、僕の頭の中は二人のことだけで一杯だった。
Kとぅのことを気遣って振舞った自覚はある、だけど、
その振る舞いが果たして正しかったのか、と。
そしてなぜ、ハノイ残留要請などというダメ押しをしてしまったんだろうか、
自分で判断させるべきだったのに、と。
Aっこが「私の世話のためにKとぅを残すことは絶対やめて」って言ってて、
でも僕としては単純にKとぅのことを考えていたつもりなんだけど、
Aっこのことも頭の中にあったことは間違いない。
もしかして僕は二人を裏切ったのではないか。と。

バスでは初対面のHイくん(V)と隣り合わせて軽く話していたが、
なんとなくつらくなって「ごめん眠いわ」とか言って目をつぶってみたり、
ベトナムの最大電力供給源であるホアビンダムという土木目玉スポットに行っても
いまひとつグワワっとくるものがなかったり、
昼食もいまひとつ喉を通さなかったり。
マイチョーに着いてからもボケーっとしたりフテ寝したり、そんなんばっかで、
さらにそこまで二人のことばかり気にしまくってる引きずり症の自分がまた嫌だったりして、
「もう、マイチョーは終わったな。」
と、そればっかり思ってズルズルズルズルーってしてた。


いやぁ今になって振り返ってもあの時間は悲劇的だった。
大学入学以来最大級にマイナス化した時間だったと言って過言ではない気がする。


で、

これじゃイカンと思ったのは夕食後。
このままじゃ周りのみんなにもハノイの二人にも悪すぎる。
そして何より自分自身が納得できん!わざわざマイチョーまで来てエンジョイしないなんて!
ということで、

酒!!

あーんど

筋トレ!!!

単純明快な解を見つけてしまった。
なんでもいいから無理やりテンション上げる作業に没頭。
二人のことを完全に忘れる作戦。

これが、成功
がっちりテンション上がってMえーんにちょっかい出してみたり、
民族音楽に合わせてバンブーダンスではしゃいでみたり、
ソロで島唄を歌い上げてみたり、
団子3兄弟(V)考案の超危険な酒(39%)飲みゲームを盛り上げてみたり。
あまりにも遅い点火だったけど、終盤はしっかり楽しむことができた。
寝るころにはベトナム人がみんな先に寝て、日本人だけが残ってて、
「勝った!」
とかしばらく勝利の余韻に浸ってから、寝た。

…これでこの日はおしまい。
記事のほとんどが僕のマイナス状態の心理描写になっているけど
実際この日の僕を支配していた物事の各割合を考えてみると
記事の分量割合にもちょうど反映されているような具合である。
こんなエンジョイできなかったエピソード、書くべきでないかと迷ったけど、
事実なわけだし自己記録のためにも書いておこうと思って書いてみた。
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by kan-net | 2005-09-03 00:00 | サークル
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