第44回総選挙
2005年9月11日、第44回総選挙の投票日。
この選挙は僕に投票権の与えられた初めての選挙であった。
投票率は67%程度になる見込み。
前回が戦後2番目に低い59.86%というから良いことと思う。

なぜ今回の選挙で投票率がこれだけ向上したかというと、
対立構造というものが非常に単純化して示されたためであると思う。
特に自民党は敵を作ることに躍起になった。
結局のところハッキリと口を開いて国民の耳にメッセージを伝えていたのは自民党のみ。
「もっと他のことも気にすべき」とモゴモゴした声で叫び続ける他党には、
その類の声がこれまで如何に国民を裏切ってきたかの認識が足りなかったのだろう。
マニフェストも、まだ日本国民には浸透していない。
郵政民営化だけを前面に押し出す自民党がなんとわかりやすいことか。
自民が勝てば郵政民営化が実行されることは自明である。せざるを得ない。
なんだかよくわからないけど、何かが動く。という期待感。
今回の選挙は自民党の一人相撲だったように思える。
郵政民営化がもたらすものについてハッキリした自分の意見を持って
投票した人などほんの一握りに過ぎないだろう。

今回の選挙で自民党が勝ったことは非常に深い意味を持つ。
いよいよ自民党は郵政民営化を実行せざるを得ない。他はどうあれ、郵政民営化だけは。
つまり国民が自らの票によって政策を選んだということ。
そして自民がもしこれをしなければ国民は次の選挙で迷わず自民に制裁を下すことができる。
これこそ選挙が、国民が政治力を発揮する、真の民主主義であるように思う。

もちろんこれは真の民主主義の第一歩に過ぎなくて、
野党の言う通り政治は郵政民営化ばかりではない。
色々なことを全て隈なくカバーせねばならないのは当然である。
今回の選挙は単純化によって第一歩を順調に踏み出したものと言える。
これからは今の流れを絶つことなく、それこそ、
色々なことをカバーする政治が展開されてほしい。
(それこそがマニフェストなんだけど、まぁ、まだ知名度は低いなぁ)


明治23年の第1回衆議院議員総選挙の投票率は93.90%で
これは衆議院議員の選挙史上最高の数字だという。
それに比べて今回の67%は前回に比べ上がったとは言えまだまだ低い。
有権者の1/3が選挙権を放棄しているわけだから。
投票率の最高値、記録できるような社会になるといいなぁ。
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by kan-net | 2005-09-12 21:00 | 何気ない
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