くろにくる
村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」を読んだ。

読書入門ということで最後までちゃんと読みきれるかと
ビクビクしながら読み始めたものの、
あっという間に読み終わってしまった。

いやー、おもしろかった!
いとも簡単に春樹に翻弄されてしまったよ。
読んでいるうちに小説の世界に引き込まれて、
こないだなんて携帯電話が鳴っただけで
「お、もしや笠原メイでは!?あるいはアノ女か!?!?」
などと一人テンションをあげてしまった。
実際に電話をかけてきたのは友人だったので本当にがっかりした。


それにしても小説と言うのは本当に、
真っ白の原稿用紙にズラズラズラズラーっと全ての世界をゼロから作ったモノだと思うと、
それはまさに創造力の塊で、芸術作品だなぁとつくづく思った。

 主人公、初めて真っ暗な井戸を降りゆく途中、20段目で上ることも下ることもできなくなり、
 ひぃーっとなって意を決して改めて下り始め、23段目で足が地に着く、

というその余計なようで必要なような「3段」を描くそのセンスに、乾杯。
思わず僕も井戸を下りてしまうよ。

生まれて初めて(と言っても差し支えないだろう)小説というものにハマったような気になって、
自分も小説を書きたいという気分になった。
そういえば以前にゼミで知り合った先輩が「洗う女」とかいう短編小説を書いていたな。
うん、僕も書いてみようかしら。


とりあえずモンゴルもクロニクルも読み終えたので今日から次の本を読み始めました。
また読み終えたらものすごい影響されたブログを書こうと思います。
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by kan-net | 2007-10-30 04:26 | 読書
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