東海道五十三次 第九日
東海道の旅、第九日にして、ついに半分まで到達した!まだ半分も残っているとも言える!

今朝は朝8時5分に出発して西へ。昔は船で越えたという大河、大井川を12分間かけて越えていく。よく考えると船で越えたということは、旅人たちはきっとその時は渡し守に任せて休んでいたわけで、何とも言えない不満を抱く。午前9時15分、第二十四の宿場、金谷宿に到着。前の宿場からの距離は約3.9km、所要約1時間10分、歩数8433。確かに宿はあまりなさそうで、昨日ここで泊まろうとせず正解だった。

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道を進めていくと、もうこの旅ではお馴染みになりつつある山道が始まる。そしてお馴染みの手加減抜きの急勾配。石畳の上を息せき切って歩きながら考えたのだけど、この一歩一歩を踏み出すコンマ数秒間隔のリズムのなかで、僕の目は地面の石の配置と形状を把握し、また頭は僕の身体の疲労度合や損傷度合いを把握したうえで、足を最も適切な位置に運び出しているのだ。これはまだまだ、ロボットに負ける時代は来ないなと確信した。ちなみにここの石畳は歴史を尊ぶ地区の住民たちの手により平成の道普請として再整備されたものとのこと。「素晴らしい」という思いと「余計なことを」という思いが胸を去来する。そして坂を上りきると一面に広がる茶畑。

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坂を再び下りて、午前11時10分、第二十五の宿場、日坂宿に到着。前の宿場からの距離は約6.5km、所要約1時間50分、歩数10375。

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なおこの本陣到着時、ちょうど西から東海道を歩いているというお方にばったり遭遇する(その方は月に二日間ずつ歩いておられるとのこと)。これまでに越してきた難所の情報交換や、案内の少ない地域だと迷っちゃいますよねという旅人あるあるトーク、そして最後には互いの旅の安全を願って握手での別離など。いやー旅人!

ずいずい道を進めて、午後1時10分、第二十六の宿場、掛川宿に到着。前の宿場からの距離は約7.0km、所要約2時間、歩数12848。

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そして今日の旅路で目指すのは残り一宿場となった。早く着いても次を目指さず今日はここで泊まることにしよう、そう決めて向かったのは第二十七の宿場。東海道の五十三の宿場のうち、東から数えても西から数えても真ん中となる、二十七。思い返せば初日、重すぎる荷物に押し潰されそうになりながら神奈川に辿りついた時にはどのタイミングで「父の危篤」を使おうかなどと思いを巡らせるほどで、ここまで来られるとは全く思わなかった。あれから荷物を減らして八日間、今や右足はまともに上がらず、肩も回らなくなってきているが、なんとかかんとか、ここまで歩き続けることができた。いやはや、大したものじゃないか!ここまで来たら最後まで歩き切りたいし、あるいはいつ「父の危篤」をくり出してもとやかく言われることのないところまで来たというものだ。

宿場が近づくに従って目につき始まる「どまん中」の文字。「どまん中小学校」や「どまん中薬局」、「居酒屋どまん中」など驚異的な「どまん中」押し。そしてついに!午後4時10分、第二十七の宿場、袋井宿に到着。前の宿場からの距離は約9.5km、所要約2時間10分、歩数16027。

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ちなみにこの「どまん中茶屋」は店主の体調不良のため本日休業。若干がっかりしながら東海道のどまん中で宿を確保。旅館たたみや。


感想。ついに、ようやく、どまん中に到達した。実際の距離としては二つ先の浜松の手前あたりが中間点になるようだが、そこも明日には通過する。半分。ついに半分を成し遂げたという思いと、まだ半分かよという思い。ここまでで既にひどく手負ってるけど、この先さらに執拗な追い込みを続けられたら京都に着くころにはボロ雑巾になっちゃってるんじゃないかと懸念される。まあ、見てみましょう。


本日の通過宿場:二十三、島田宿(出発)~二十四、金谷宿~二十五、日坂宿~二十六、掛川宿~二十七、袋井宿(到着)
本日の歩行距離:約32km(GPS経路データを元にGoogleEarthで計測)
本日の歩行時間:約7時間
本日の歩数:47853歩
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by kan-net | 2013-02-05 23:46 |
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