今日は叔父の三回忌があり、親類一同が久々に集まった。
法事というのは故人を偲び深刻な面持ちで望むべきもの。 というのは何となく認識しているが、しかし以前の叔母の言葉↓ 「なかなか会えない親類一同が集まる機会。 せっかくの機会なんだから、楽しみましょう。」 これには感銘を受けた。 故人を偲ぶことはもちろん大切なこと。 しなくちゃいけないと思うし、すべきだと思う。 だけどそうすることばかりが良いというわけではない。 今を生きている僕たちが楽しむのも、すごく大切なこと。 親類が理由をつけて集まり、しばらくお経を聞いて焼香する以外には、 お酒を飲みながらお喋りする機会を与えてくれる。 これは、故人の粋な計らいなのかもしれない。 亡くなるときにそんなこと考えてたはずもないが、 このように考えると人は生きながらにして死後に現世で果たす役割を持った、 素敵な生き物なんだなぁ、とか思ってみた。 だが、こう言っては何だが、 悪いタイミングで亡くなる方もおられるわけで、 また偲んでくれる人を残せない方もおられるわけで。 そこらへんはどう言ったら良いものやら。 とりあえず今回の場合、親戚の皆さんと楽しいときを過ごさせてもらい、 そんな機会を与えてくれた叔父には感謝している。 ありがとうございました。楽しかったよん。 ふと思う。 自分も残る人にそんな良い機会を与えられる死に方をしたいなぁ。。。 って、いや、まだまだ死なんよ! いつまでもくたばり損なったる!!
by kan-net
| 2005-07-09 11:00
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