「おつかれ~」
さっき、講義の終わった教室からみんながどんどん去っていくのを見ながら、
ふと考えたこと。


別れ際、みんな「おつかれ~」って言って去っていく。
スムーズな流れで「じゃあね~おつかれ~」とか。
「おつかれ」?
本当に疲れているのかどうかも疑問だし、
そんな言葉が「じゃあね~」よりも後ろに来るというのがまた謎。
外国人はこれを聞いてどう感じるのだろうか。

むしろ僕はこれを英語で説明できない気がする。
何と言えば良いのだろうか。

「おつかれ」、元を辿れば「お疲れ様」。
そう、「様」。尊敬の意思表明。
つまりこの言葉には日本人の「努力を誉めたたえる精神」が詰まっているのではないか。
疲れている人は頑張っている人、頑張っている人は偉い人。
そんな日本人の価値観が大いに含まれている気がする。

類義語:「ごくろうさま」。
しかしこれは見下してるようなニュアンスが含まれ、避けられているのだろう。

ただしここまで日常的に連呼していると、もはやそれは惰性の言葉になりつつあって、
尊敬の意思が多くの場面で薄れている気がする。
この講義一コマだけ受けて帰るのに、本当に君は疲れているのか?とか。

あと、自分が楽しいと思って自主的にやってるのに、
「おつかれ~」言われて「うん?」って思うことがたまにある。
それが一緒に仕事した人だったらあまり何とも思わないけど
外の人から惰性のノリで言われるとちょっと違和感なんだな。

さらに、もし尊敬の意味なら目上の人に対して使うべき言葉だが
「お疲れ様です」を目上の人に対して使うかはちょっと考えもののような感覚がある。

ちょっと違う場面としては、メールの冒頭に「お疲れ様です。」が置かれることもある。
そして文末に「おつかれ~」がくることは、あまりないような気がする。
これ、対面コミュニケーションと全く違う。

うーん不思議。。。


…まぁよく考えるといろいろよくわからない言葉だけど、
とりあえず別れ際の言葉としてかなり定着していることは確かである。
「おつかれ~」の謎をしばし考えてから、教室を出るとき、
残ってる友人に対して僕の口から出た言葉もまた「おつかれ~」だった。
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by kan-net | 2005-10-20 12:10 | 何気ない
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