平凡に毛の生えた一日の記録
東京にいる。

朝、横浜の寮から最寄り駅の近くの駐輪所まで雨模様を気にしながら自転車をこぎ、
百円払って駐輪して、駅に向かった。

駅にはたくさんの人がいた。
電車のドアが口を開け、人々を飲み込んで労働場所へ運び出していく様を、
茫然と眺めながら並ぶ。
今日は座れなかったから、立った。

会社へ着く前にコンビニで朝ご飯を買った。
特に今朝は納豆巻を買った。
僕は納豆が好きだ。
席に着いて納豆巻を開封した。
しかしその瞬間、納豆の匂いが思いのほか鋭く、たじろぐ。
こんなに納豆の匂いを鋭く感じることなんて、これまでなかった。
食べた。味は変わらず、美味しかった。

お昼には海鮮丼を食べた。
醤油が終盤に不足した。
しかし醤油だけの問題ではなくて、わさびも絡んでくる件であるから、
おいそれと容易な答えに飛び付いてはならじと耐えることにした。
美味しかった。終盤は醤油不足が響いた。

食べてばかりいるわけではなくて、午後はクライアントとの打合せをした。
クールビズの適用範囲がわからなくて、スーツにネクタイ着用で赴いたが、
先方はラフな格好で、むしろ当方も数名がラフな格好で、
これは議場でちょっとした話題になって、今後のクールビズに向けてのヒントになるかもしれぬと期待したものの、
まったく話題にのぼらなかった。
スーツにネクタイで、暑くないですか、と言うほど暑くなかったのだ。

打合せが無事に終わり、約束の飲み会に向かおうとしていたら、
クライアントから電話が入り、明日の会合に向けて分析資料を追加してほしい旨の打診を受けた。
その時すでに時間帯も遅く、飲み会も始まっていたのだが、
先方の依頼もしごくもっともな内容に思われたので、
やることにした。
そうしたら三十分おきに三度、電話が鳴って、その都度もっともな内容に思われたので、
三度、業務が追加された。

しかしこうなってくると一晩で片のつく話ではなくなってきたと思われたので、
せっかくなのでもともと参加する予定だった飲み会の終盤に顔を出した。
関連会社の飲み会だったため知らない顔ばかりだった中で、
大学院時代に隣の研究室に入っていた人と会った。
確かにどこかで見たことがあった。
しかし話したのは今回が初めてだ。

飲み会のあと、会社に戻って仕事を続けた。
お酒を飲んでもあまり酔っ払わないのは、時として有用である。
しかし今日はあまり集中力が高くないように思われたので、
消灯のアナウンスが流れたところで帰宅することにした。
消灯のアナウンスが流れたのに、しかし、消灯が行われなかったので、
手動で消灯を行った。節電ジャパンである。

実は先程の飲み会の一員から「ロポンギ」というメールが届いていた。
帰り道の沿線なので、駅まで歩きながらロポンギへ行くか否か考えてみたところ、
その一員の携帯電話の番号もメールのアドレスも、
僕の携帯電話に登録されていないことがふと発覚した。
家路に着いた。

駐輪所に着いて気付いたことは、手元に自転車の鍵がないということで、
自転車の鍵がないところか自宅の鍵もないということだった。
どうやら鍵は今日の打合せのために着ていったスーツのポケットに入っており、
そしてそのスーツは明日の会合のために会社に置きざられているのだった。

驚いたことに時計の針は零時を回っており、
残された選択肢などほとんどないように思われた。
そこで僕が選んだのは寮の友人にタオルを借りてひとまずシャワーを浴びることであったのだが、
しかし友人はタオルを貸すことよりもむしろ管理人を叩き起こして、僕の部屋の合鍵を借用させてくれた。
持つべきものは鍵と強気な友であると再確認した。

そして今僕は自室のシングルベッドのうえにいる。
どうも今日という日は平凡でありながらもやや起伏のある、印象的な日であったと
思ってブログに記録を残すことにしたのであるが、
記録に時間がかかってしまって、
やはり自宅のパソコンをインターネットに接続せねば、
そのために破損したスマートフォンをいち早く修理せねばと
思いを新たにした。

明日の夜はしゃぶしゃぶである。


-----

という日記を昨晩のうちに付けたのだが、
携帯からの制限字数を超えてしまっており投稿できなかった。
今こうして大胆にも会社のパソコンから書きつけてやろうという始末。
やはり、自宅のパソコンをインターネットに接続せねば、
そのために破損したスマートフォンをいち早く修理せねばと
思いを新たにする。

今夜はしゃぶしゃぶである。
[PR]
by kan-net | 2011-06-24 17:59 | 暮らし
<< 短期出張もう終盤 日本へ、富山へ >>