ミスター・ハラキリの戦い
先週の火曜日から今週の金曜日まで
研修に来ているパキスタン人ふたり(52歳♂と42歳♂)の
アテンド(付き添い)という業務を担当しています。

アテンドという業務をもう少し具体的に紹介すると、
滞在中の生活一般に関して、

・水が飲みたいと言われればペットボトルを買いに走り、
・モーニングコールしろと言われればモーニングコールし、
・歩きたくないと言われればタクシーを止め、
・ホテルを替えろと言われれば替え、
・荷物が重いと言われれば代わりに運ぶ。

主目的である研修に関しては、

・ホテルに早く帰りたいと言われれば訪問先に時間再調整を依頼し(しかも当日)、
・訪問先では日英通訳とカメラマンを兼任。

さらに平日のアフターファイブや休日といった研修時間外には、

・インド料理屋を探して予約し、
・「日本にいる友達」と会えるように時間や場所を調整し、
・京都や名古屋の観光名所を案内し、
・寝ているところを起こされてビールを飲めといわれれば飲み、
・夜の街に繰り出そうとする42歳♂を適当(適切)にあしらって帰宅。


今回来ているのは二人だけだから
そんなに大変じゃないよ、と
先輩には言われたけど、
社会に出たばかりの24歳♂が一人でやるにはなかなか過酷な業務です。
(本当はホテルや航空券の手配、訪問先の選定から業務は開始してるけど
そこは先輩社員がやってくれたから、まだ少しはラクなほうのはず。)


そんな業務に携わってちょうど一週間が経過。
彼らともだんだん打ち解けてきました。
そして彼らは僕のことを親しみをこめて
「ミスター・ハラキリ」
と呼んでくれています。

ホリキリという名前が彼らにとって呼び難いことは、理解できる。
どうやら「H_R_KIRI」といった感じで認識しているようで、
たまに「ミスター・ハリキリ」になります。
日本人が僕のことを「ホリキリ」と呼んでいるのを聞くと
その後しばらくは「ミスター・ホリキリ」と呼んでくれるけど
その効果も最大1時間くらいしか持たないようで、
基本的には
「ミスター・ハラキリ」
もしくは
「ミスター・ハリキリ」
といったところで落ち着いています。

ミスター・ハラキリ。

「ミスター・ハラキリ イズ ア グッド サービスマン!」

とは研修生がぬけぬけと放った一言ですが(私はエンジニアです)、
ミスター・ハラキリというサービスマンが存在するとしたら
そのハラキリの提供するサービスというのはいったいどんなものだろうかと
大変興味深い。
おそらくとてもタフでサービス精神の強い人に違いないと考えると
なるほど、そういう意味では確かに僕はミスター・ハラキリかもしれない、
そんな深い意味を込めて彼らは僕のことを呼んでくれていたのかー
とは思いません。


いずれにせよ彼らの滞在もあと4日間。
研修その他で充実した時間を過ごし、良い気分で帰国していってもらえれば、
ハラキリとしてもハラキル思いで様々なことを耐え忍んだ甲斐があるってもんなので、
ハリキッテ残りの日程をアテンドしていきたいと思っています。


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Special Thanks

ここまでの日程の中で、

・インド料理屋につきあって夕食をもりあげてくれたSイトウ、
・京都観光に一日つきあってくれたNリナガ、
・神戸観光につきあってくれと言ったときにきっと心の準備だけでもしてくれたCサキ、
・神戸観光につきあってくれるつもりで計画を練ってくれていたイチGとそのお友達さん、
・名古屋観光につきあってくれと依頼した時、サラリとかわしつつ応援してくれたDアヤさん、
・名古屋観光につきあってくれと依頼した2時間後くらいには本当につきあってくれたMリ、
・名古屋観光に関していろいろと情報提供してくれたMリのお友達さん、

直接的に手伝ってくれた人もそうでない人もいますが、とても助かりました。
早くて2日前、遅ければ分単位に差し迫った状態でいきなり連絡して助けを求めたのだけど、
どの人も即座に反応してくれて、
いや、本当にすばらしき友をたくさん持てて自分はとても幸せだと感じました。
本当にありがとう。
会えた人も今回はバタバタしてしまったし、会えなかった人も多いので、
またいずれプライベートで恩返しも兼ねてお会いできればと思っています。
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by kan-net | 2009-05-19 00:55 | 仕事
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